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革のなめし方にも種類があるんです!

みなさんこんにちは!

ブログを担当するトモです☺️

早くも年末に差し掛かりましたね。

前回のブログでは壊れたエアコンを修理し夏の暑さから逃れた私ですが、

現在は冬の冷気にやられています。

南国に行きたい・・・!!

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さてさて本日は「なめし(鞣し)の種類について、

皆さんにご紹介しようと思います!

むむ、みなさんお顔が険しくないですか?

あれ、「なめし」って聞いたことあるけどなんだっけ・・・?

そんな声が聞こえてきますね〜。

実は、以前ブログで「なめし」とは何かご紹介したことがありました!

ここでちょっと復習をしましょう!

「なめし」とは、生の「皮」の汚れを落として「革」にすることを言います!

皮のコラーゲン繊維になめし剤を結合させます。

生の皮だと、どうしても生き物なので腐ってしまいますからね〜。

では早速一つ一つ見ていきましょーーー♪

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●クロームなめし

最もよく使われる方法で「硫酸クロム」を使ってなめします。

軽くて伸縮性があり、水にも強いです。

劇的な経年変化はなく、定期的なメンテナンスの必要もないので

ソファなどによく使われます。

●「渋なめし」(タンニンなめし)

植物樹皮から抽出した渋液「タンニン」に皮を漬け込みます。

手間と時間がかかるため、製品の価格は高めになります。

というのも、数ヶ月かけて漬け込みじっくりと浸透させるんです。

そのため、皮に負担がかかりにくい方法です。

ハリ・コシが出てかたい革になります。

経年変化を楽しむことができる一方、

メンテナンスが必要です。

●コンビネーションなめし

クロームなめしと渋なめしの、名前の通りコンビネーションでなめします。

両者の良い部分を取り入れた方法です。

●アルデヒドなめし

処理する際に有害物質を発生させる「クロム」を使用せずになめす方法。

環境に優しいなめし方です。

クロームなめし以上に柔らかい革に仕上がりますが、

コスト・生産性は劣ります。

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このように、なめしによって革の風合いは大きく変わるので、

こだわりが強く出るところです!

ヨーロッパではなめしを行う「タンナー」というプロが多く存在しますが、

なるほど肯けますね〜

作るレザー製品によって、

柔らかい素材が合うもの・硬い素材が合うものなど様々です。

カバン・カードケース・財布など。。。

レザーのOEMをお考えの方は、是非一度ご相談くださいませ♪

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