皆様
こんばんは。如何お過ごしでしょうか。 今年も残り2ケ月若。早いものでクリスマス商材の納品が始まっております。 納品と共に季節感を感じる事が多いのですが、 来週には台風が来るとか、、、引っ越し間近の私にとっては心配が尽きないものです。
さてさて余談はさておき本題に入りたいと思います。 (全く関連性の無い話で申し訳ございません)
縫製品の化粧パーツとして多くみられる革のタッセルですが 冬物雑貨でよく良く使われていますよね。 今回のクリスマス商材もタッセル付でした。
持っているだけで動きが出るので個人的にも大好きなパーツです。 誰でも気軽に取り入れられるのも良い事ですよね、念押し。
この革製タッセルなるもの、何故冬物雑貨に多く使われているのだろうと 不思議に思った事はありませんか? 夏物で見かけるタッセルは糸製が多く革製はあまり見かけません。
職業柄なのか私はわりと気になっていたのですが、 自論ながらにこれが答えかなと思う事がありました。 3択として皆様も是非お考えください。
1.夏になると革職人がタッセルを作るのに飽きてしまうから。
2.特に理由は無。
3.素材と加工に因んだ理由があるから。
正解は、、、、、、、、、、、、
わかりません。
ただ実際にタッセルの加工を経験して思ったのは素材と加工に因んだ理由かなと。
スエードのタッセルは良く見かけるのですが、シュリンクやエナメルの革 特に合皮についてはあまり見かける頻度が少ないように思います。
理由は染色加工が必要だからです。 以下写真のように合皮の裏側は白地の物が多く表地と同系色の仕上げは少ないです。
タッセルパーツは裏地が白い合皮を染色加工にて同色に仕上げた加工品です。 工場に確認したところ生地によっての浸透率も異なる為、表地に色を合わせるのは至難の業だそうです。 実際にサンプル作成時には苦労もあった合皮タッセルの加工。
量産品となった際にはとても満たされた気分になりました。 特にオチは無かったのですが、お客様の要望に対して最善品質の探究をしてまいります。
難しい仕様の縫製品も是非、弊社OEM営業部へお問合せ下さい。
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